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環境スペース株式会社
採用情報
事業紹介

環境スペースとは

防音・音響に特化し
「快適な音環境づくり」を手掛ける
クリニック、教育施設、
オフィスまで幅広いシーンで、
実績4,000件以上

コロナ禍を経て人々の
音ストレスへの意識も高まり、
売上は10億円に

防音・音響に特化した設計・施工を行い、「快適な音環境づくり」を提案する環境スペースは、プロ仕様のスタジオや大規模な音楽ホールから、手術室やクリニックなどの医療機関、教育 施設、オフィス、騒音問題に悩む工場まで、環境にあわせた「快適な音環境づくり」の提案・課題解決に取り組んで おり、その施工実績は4,000件以上にも上ります。日本では音環境というと、騒音・防音の話題が中心となりがちで すが、快適な音環境づくりに求められるのはそれだけではありません。当社では、国内でも先駆けて音響の世界基準 の工業規格DIN18041に基づいた最適な音環境を提案しています。コロナ禍を経て、人々の生活環境における音スト レスへの意識の高まりもあり、昨年度は売上10億円を達成、今年度は14億円を超える見込みです。

特別な施設だけではなく、一般的な生活環境にこそ「快適な音環境」が必要とされる聴覚は、五感の中で人間の身体や感性にまで影響を与える重要な要素であり、快適な音環境をつくるためには「防 音」だけではなく、音の波長をコントロールする「音のデザイン」が必要です。残念ながら日本では、まだ音環境に ついての意識が低く、「防音」「騒音対策」といったことばかりが話題の中心になっています。

一部の先進国では、オフィスや学校などの教育施設といった、一般的な生活空間でも推奨値が示されるなど良質な 音環境が追求されています。特にドイツでは、小規模あるいは中規模の一般的な部屋の「音響品質 – 設計における必須規定と推奨事項」といった規定(DIN-18041)があります。これは音楽やスピーチの為の高品質を要する録音ス タジオや、特定の要件を持つ部屋への対応するものではなく、ただの一般的な部屋に対しての標準基準です。例えば幼稚園の教室や病院のホールや部屋、診察室などのように、一見音響設計は必要ないと思われるような空間に対し て、基準が設けられているのです。こういった一般的な生活環境こそ、音環境の整備が必要とされています。

実際、私たちは、他人の話声や、家具や生活用品によって生まれる音、さまざまな機械音といった多くのノイズに 囲まれた中で生活しています。そこで当社では、生活環境の中で高品質な音声コミュニケーションを実現する「もう ひとつ上の音空間」を提供し、音ストレスの低減、快適な音環境の実現を目指します。

医療施設や教育施設など多くのシーンで最適な音環境を提案、施工実績は4,000件 以上

当社で施工しているのは、スタジオやコンサートホール、個人宅のオーディオルーム、ピアノ室といった特殊な環 境だけではありません。医師や看護師たちの正確なコミュニケーションが求められる手術室、患者のプライバシーに 配慮したクリニックといった医療施設、ウェブ会議を行うオフィスや会議室、オフィス街やマンション内の保育園、 さまざまな用途の施設において、騒音対策・音響設計を行っています。 また、コロナ禍での大きな変化として、ウェブ会議を行うことでオフィスや室内の音環境について意識する人が多 くなりました。それまでの対面式ではきづかなかった、「声が伝わりづらい」「聞き取りにくい」といった違和感か ら、音環境について意識する方が増えたようです。例えば、ブースで仕切られている部屋でオンライン会議などをし ていると、同じ場所にいて対面で会話しているときには気がつかなかったような、他所のスペースの音、まわりの雑 音が気になるようになる、といったこともあります。

数値や専門知識だけではなく、見えない「音環境」について伝えるコミュニケー ション力を養う

これまであまり「音環境」について意識されな かったこともあり、騒音対策を除き、建築において 「音環境」はあまり重視されてきませんでした。そ のため、音に関して正しい測定、最適な音環境の設 計・提案までを行える人材も多くはありません。国 内では、生活環境において基準となる数値もないた め、防音の知識はあっても、最適な設計や施工まで を実現できる会社は少なく、ハウスメーカーやゼネ コンも我々のような専門業者に依頼します。

最適な音環境を実現するため、まずは部屋の目的 や用途について詳細なヒアリングを行い、広さや形 状を配慮し音量測定を行います。その結果をもと に、音源からの反射や残響時間などを決定、内装材 や反射板や吸音パネル、消音レゾネーターなどを配置して理想的な音響設計を導き出します。

当社では、測定専門の担当者が在籍している他、音に関する実験器具・側的樹々を備え、JIS規格に適合した調査・ 測定を行い、計量証明事業所としての認可を得ています。客観的な立場で正確性のある検証を踏まえて、感覚値では なく、遮音性能を数値化することで科学的根拠に基づいた快適な音環境づくりを提案しています。月に一度、大学教 授を招いた勉強会を開催し、更に専門性を高めるべく研鑽しています。

また、最適な音環境を提案するためには、正確な知識はもちろん、目に見えない「音環境」を一般の方に正しく伝 えるコミュニケーション力も必要とされます。エビデンスに基づいたサポート結果をわかりやすくお伝えして、納得 していただく必要があります。専門知識を高めるだけでなく、提案力を身に着けるための研修も行っています。


コロナ禍を経て「音ストレス」に気づく方が増加、売上は10億円を超える

コロナ禍は、人々の生活環境おける音への意識に変化をもたらしました。それまで気がつかなかった騒音や生活音、ノイズに気がついた方も多く、マンションでの騒音トラブルなども多数寄せられました。同じ空間で意思疎通を するコミュニケーションとは異なり、違う環境の相手とPC越しにコミュニケーションをとるオンライン会議が浸透 し、自身取り囲む環境の「音」に意識を向けた方も多いようです。そのような背景もあり、コロナ禍ではスタジオな どの大型物件が止まるなど一時的に売り上げを落としたものの、その後は順調に売り上げを伸ばし、昨年度は売上10 億円を突破、今年度は14億円を超える見込です。

2019年には、本格的な音響防音スタジオ「EBISUTA」をオープン、言葉だけでは伝えられない防音・音響の性能 を体験していただくショールームとしても活用、音楽イベントや演奏のためレンタルも行っています。実際に訪れた 人からは、同じ音響性能を再現してほしいという声も多数いただいています。

近年では、すべての人にとってより良い音環境を提供する「音のユニバーサルデザイン」の観点から、ホテルなど からも声がけを頂いています。生活環境において求められる性能基準は今後も音に限らず、高まっていくものと思わ れます。当社では今後も、時代の変化にも対応しつつ、さまざまなシーンにおける音環境の課題解決、最適な提案を 目指していきます。

 

環境スペースの売上高と推移

環境スペースは、測定・設計・施工・までのプロセスを一貫して行うビジネス モデルで、他社には真似のできない独自のプランを次々とご提供しています。単独ではなし得ないことも、一貫したプロセスを行う上で培った視点がベースになっています。日本中のあらゆる人々の日常を快適にする究極の空間をつくり続けています。デジタル化が進んだ現代社会のなかで、環境スペースはお客様とダイレクトにつながり、お客様のご要望をすぐにカタチにし、Fanになっていただけるビジネスモデルへと進化していきます。